2016年 12月 04日
2016初冬(6) 12月3日 バガン |
まず最初は、日の出。 5時に起きて、Eバイクを借りる。 1日8000K。 シュエサンドー・パヤーへ。 真っ暗な中を走るわけだが、バガンの夜明け見物は有名で大体の人はシュエサンドー・パヤーに行くので、何とかなるだろうと考えた。 最後に脇道に入るところが心配だったが、案の定、先行している自動車が皆そこに入っていくので、問題なく到着できた。
まだ暗いがすでに結構な人で、一番上の段は混んでいるので、その下の段に入る。 だんだん夜が明けてくる。 霞がかかった空気の中にパゴダの塔が浮かび上がる。 なかなか幻想的な風景だ。 今日は雲が出ており日の出はきれいには見えない。 そのうちに、観光用の気球が飛び始めた。 全部で20くらいの気球が空に舞う。
すっかり満足して、一度宿に戻った。 朝食をとって、少し休む。
9時くらいに再度出発。 オールドバガン周辺ではずせない場所を5か所ほどピックアップしてあり、あとは適当に、というプランである。
改めてバイクで走ってみると、本当にパゴダだらけである。 その辺にころがっている、という感じ。(失礼)
畑の横にもあったり。
一方、有名な大きなパゴダは、宗教関連用品や土産物の屋台が出ており、入場料カードのチェックを行っていたりする。
ティーローミンロー寺院。
インド風建築のマハボディ寺院。
適当に走ったらイラワジ川にでてしまった。
おばちゃんが洗濯をしている。
本当はこちらに来るつもりだった。ブー・パヤー。
なんだかよくわからないパゴダ。 大きな有名なところも良いけれど、ボーっとするならこういうところの方が良い感じ。
バガンで最も高い建築物らしいタビィニュ寺院。
「必見」(とガイドに書いてある。)アーナンダ寺院。
はぁ。
暑くなってきたのでそろそろ戻ろうか、と思い、宿に向かうも、途中で、日没見物の候補地とされているブルーティ394番パゴダを見に行く。 パゴダの横に番号が書かれている。 少しはミャンマー数字が読めるようになってきた。
上に登れるが、すごく傾斜が急で、上のほうに落ち着いていられる場所もない。(写真の石段のさらに一段上まで登れる。左上に人が座っているのが見える。) ボーっとしていると落ちそう。(笑) アクセスはよいけど、ここに人が集まったら大変だ。 日没はやめておこう。
周辺の眺めは、なかなかのものである。
日没をどこで見るか。 パゴダは上まで登れるものが限られており、どこでも見られるわけではない。 と言うより、見られる場所は非常に少ない。 一番有名なのはシュエサンドー・パヤーだが、今朝の日の出であの人出だから、夕方は人で溢れるだろう。 ブルティの394番は前述のとおりで、危ない。 そうなると、残るはビャタダー寺院。 ガイドにも穴場として紹介されているし、宿でもここが良いと言われた。 というわけで、近くのダマヤンチー寺院、スラマニ寺院と合わせて訪問して、最後に日没を見ればOKと考えた。
考えられなかったのは、皆が同じようなことを考えるだろう、ということであった。 ダマヤンチー寺院に向かうも、大型バスやミニバスがどんどんやってくる。 それだけなら混んでいるだけ、ということになるのだが、この3つの寺院はメインの道路から側道に入った奥にあり、側道は舗装されていない。 で、昨日も書いたが、この辺りは地面が土ではなくて砂なのである。 白いビーチのきめ細かな砂、と思えば間違いない。 結果、車が砂埃を巻き上げて、Eバイクの私たちがもろにかぶることになる。 全く予想外の展開になってしまった。
ダマヤンチー寺院。
スラマニ寺院。
途中で牛の群れの移動に会う。 危うく巻き込まれそうになった。 前に出てから撮った写真。
ビャタダー寺院にもバスがたくさん来たが、それでも日没を見るスペースとしてはまだ余裕があり、特に問題はなかった。 砂埃を被りまくったことを除いては。 すでに人がたくさん集まっているのが見える。
日没の風景。
長い一日が終わった。 ミャンマービールを飲みながら、近くのレストランで食事をした。
by hosoda14
| 2016-12-04 00:23
| 2016初冬 ミャンマー、タイ、ベトナム